ABOUT of 株式会社バーニア 大阪の不動産コンサルティング

自分にとって家とはどんな物か、
        これからの人と不動産の在り方とは?

「日本の家」

日本の家はウサギ小屋だとか、スクラップ&ビルドで建築を大切にしないとかが今の風評です。しかしそれは、戦後の住宅大量供給に見られる文化住宅や建売に始まるここせいぜい50年の流れです。
村社会の日本で家を持つこと(建てること)は昔から一世一代の大仕事です。今も行われる地鎮祭での氏神様への祈祷から始まり、重機の無い時代に多数の男手を借りて棟上、そして上棟式。神聖な儀式の後は棟上したばかりの屋根からお餅を撒いて地域の子供達を含めてお祝いをする。そして各職人の手を経てようやく完成する。
このように単に物を買うのではなく、家を持つということは男にとって、自分にとって、一族にとって地域に承認される重要な行為だったように思います。
そんな「日本の家」の心を忘れずに住宅にかかわりたいと考えています。

一生に一度の買い物?

新鮮な食材が並んだスーパーでメニューを考えながら食品を選ぶことや、デザインや色の豊富な洋服を選ぶことは、とても楽しいことです。しかし住宅を選ぶことはとても悩み多い事のようです。「都市か郊外」「一戸建かマンション」「高層か低層」「モダンか和風」「ガスか電気」「縦長リビングか横長リビング」・・・・等々。 本当に今これが自分達の絶対だと決める事が出来ますか? 時間とともに変化するのが普通で自然なことを。
何が自由を阻害しているんでしょうか。社会制度でしょうか、流通体制でしょうか、人々の意識の問題でしょうか。 先進国の中で新築供給市場が流通市場に比べ異常に大きい日本では供給者サイドの一方的な価値感に自分を押し込めていませんか?
自分たちの資産を自分たちの手で管理しその時々の最高の時間を過ごす。愛着を持って手入れし作り上げた自慢の環境を、時間とともに変化する生活に合わせて自由に住み替えれる社会。そんな人と不動産の理想的な関係を目指しています。

遠い将来をしっかりと見据えて

私達は、この2つの概念から最適な答えを見付けるべく日々活動しています。日本の住宅が世帯数を上回り、世界中でエコが叫ばれる中で建築着工戸数100万戸切り、ディベロッパー半減が現実のことと成ってまいりました。理想はそう遠い世界では無いのかも知れません。
今住宅をお考えのお客様には、不動産・建築両分野にわたる最高のコンサルをご提供し安心安全は勿論のこと「住まい作り」を楽しんで頂けるよう鋭意努力して参りますので宜しくお願い申し上げます。